


備中小豆のなかで最も高級な夢大納言小豆を使って作った粒餡には、芳醇な柚子香りが漂い、あっさりした風味に仕上がっています。更に、粒餡の間に当店のゆべしを加え、しっかりした食感を楽しむ事ができます。

代々当家の言い伝えによると、当家のゆべしは、天任堂の先祖が当地松山藩主板倉家6代目勝職公
(1770~1830年)に、土地の柚子を使って作った餅菓子を献上したのが始まりです。


ありました。
1600年頃には、漸く落着き、小堀遠州がこの地に奉行として着任しました。
その後、小堀遠州によって城下町も整備され、寺社仏閣、枯れ山水の庭園の創設。
さらに、茶の湯などの文化が伝承されることになります。
しかし、その後も徳川幕府の政策で、領主の交代が続きます。

その結果、高梁藩は、財政再建の功により、その手腕を認められ幕末徳川幕府の幕閣の要職(老中)につきました。しかし、それが災いし、時代が変ると城は取り潰しになり、町は一時寂れたのです。
この状況を見て、天任堂の先祖は、大変悔しがり、奮起して、松山城をロゴマークとして、全国に大八車を引いて売りに歩いたと伝えられています。 東北地方から関東、名古屋、大阪。

そして、明治以降も、ゆべしの味については、工夫と研鑽を重ね色色なコンテストで成果を残しました。
